【人生に迷った人必見】なりたい自分に近づくための”ロードマップ”を作ろう!

人生論

ロードマップを作る前に

ロードマップとは?

ロードマップとは、一般的にはチーム・組織(大勢の人)で仕事をする際によく使うもので、プロジェクトの進捗や計画を可視化して、チームの方向性を示すためのものです。

このブログの中では、ロードマップをより身近に感じられるように、語源に近いカーナビやGoogleマップのように考えていきたいと思います。

ロードマップを作る意味

ロードマップを作る意味は、仕事においては、プロジェクトの開始から完了までの道筋を時系列に沿って図解化し、目標達成するまでのステップを視覚的に配置することで、目標を達成しやすくすることにあります。

なりたい自分に近づくためにも、この考え方は有効であると思うため、自分の人生においてもロードマップを作ることをオススメします。

現在地(=今の自分)を知る

今の人生に満足していますか?

突然ですが、みなさんは自分の人生に満足していますか?
子供の頃は夢いっぱいだったのに、今は「こんなはずじゃなかった…」なんて感じながら日々生きていたりしないでしょうか?

ただ、毎日そんな事を考えていてもしょうがないし、考えても無駄だし、自分ではどうにもならないしで、いつしか自分の感情に素直に向き合わなくなってしまった、という方も多いと思います。

実際に私がそうで、日々「こんなはずじゃない」、「もっと良い暮らしがしたい」と思うものの、特に何も変わらずに、変えられずに、生きてきてしまったという感じです。

そんな私ですが、40歳の誕生日を迎えるにあたって、自分の寿命が80歳くらい(健康寿命で言えば70歳くらい)かな?と考えた時に、「もう折り返し地点じゃん!?」と思って焦ったわけです。

自分の人生は、「このまま終わってしまって本当に良いのだろうか?」、「死ぬ時に幸せだったなと心の底から思えるだろうか?」、と自分に問いかけた時に、答えは”No”だったのです。

本当は、どんな人生(生活)を送りたいですか?

私は、どんな人生を送りたいと思っているんだろうか?その時は以下のような事を想像しました。

  • 家族との時間を最優先にして、毎日暮らしたいな。
  • 学生時代の時の体型に戻して、健康的な生活がしたいな。
  • もっといろんなところに旅行に行きたいな。
  • 将来のお金のことを気にせず、生活したいな。
  • もっと仕事ができるようになって、大きな成果を上げたいな。

挙げたらキリがないくらい、たくさん出てきたように思いますが、特に自分の中で印象的だったものを挙げてみました。
理想の生活を送っている自分を想像している時間は、とてもワクワクして楽しいです。未来が明るい気がして、そんな生活を送る自分に変わりたいとエネルギーが湧いてくる感じがします。(ただ、そんなエネルギーもすぐに消えてしまい、すぐに現実に戻ってしまうのですが笑)

もし今、自分が置かれている状況を度外視して、無意識レベルで”自分にはできない”、”自分には無理だ”と思っていることを一旦横に置いておいたとしたら、みなさんはどんな生活、人生に憧れますか?

そして、今想像した生活を送ることができたなら、どんなに幸せなんだろうか?
そんな人生に変えられたら、と想像するだけでワクワクしないでしょうか?

このブログでは、一度きりの人生で、後悔することなく、自分の理想的な人生を送ることを諦めずにチャレンジする、そしてそのチャレンジを成功に導くための方法(最短ルート、近道)について考えていきたいと思います。

ゴール(目的地=なりたい自分)を設定する

幸せな人生とは?

あなたにとっての”幸せな人生”とは、どういうものでしょうか?
この答えは人それぞれに違うはずで、千差万別だと思います。

さらに、そんなことをちゃんと考えたことが無いという人も多いのではないのでしょうか?
実際に、学校の授業で体型的にちゃんと習うことが無いものだと思うので、いざ考えると難しいと思います。

なので、自分にとっての幸せな人生とは、どういうものなのか?、トライ&エラーを繰り返しながら探していくことが、その問いの答えに辿り着く唯一の方法であり、時間は有限なので、そのトライ&エラーの試行回数をなるべく少なくするように考えていくことが重要だと考えています。

私が考える幸せな人生に必要な5つの構成要素

そうは言っても、何にも手がかりが無いと、自分の中に答えを探し求めようとしても難しいと思いますし、遠回りになる可能性が高くなると思います。

そこで、このブログでは私が考える、幸せな人生に必要な5つの構成要素について紹介し、みなさんにもこの5つを手がかりに、自分のゴールを設定してみることをオススメします。

  1. 家族
  2. 健康
  3. お金
  4. 知識
  5. 行動力(継続力)

5つについて、必要と考える理由をそれぞれ簡単に説明します。

1. 家族

最優先する要素は、家族です。
これは人間が死ぬ時に、自分の人生を振り返ることになると思いますが、自分の人生が幸せだったかどうかは、死の瞬間に自分の家族に囲まれて、自分のために泣いてくれる人(家族)がいるかによって決まると考えられるからです。

また、人間(ホモサピエンス)は、昔から群れる動物であり、孤独な人生は最終的に寂しさを感じる、あるいは相対的に幸福感を得られにくくなるとも考えられます。

一方で、1人の時間が欲しい、1人でいるのが好き、という考えもあるかと思いますが、それは短期的な視点でのものだったり、家族がいるからこそ効果を発揮するもので、長期的な幸福感を考える場合には、やはり家族がいること、家族を作ることを最優先に考えることが重要です。

2. 健康

2つ目の要素は、健康です。
いくら長生きできたとしても健康でなければ、今自分が想像している幸せな生活は実現しないでしょう。なぜなら、ほとんどの人が今は若く、そこまで肉体的に不自由を感じていないと思うからです。

また、心身ともに健康であると、パワフルに活動できる可能性が出てきます。逆に心身いずれかに問題を抱えていると、短期的には頑張れると思いますが、その活動は長続きしません。なので、自分を変える・自分の人生を変えるというものすごくパワーが必要なアクションを日々実行していくためにも、健康であることが必要条件となります。

さらに、健康寿命を意識すると、自分の人生に残された時間が少ないことがわかります。今健康的な生活を送っていない、決して健康とは言えない体型・体調だったりする場合には、自分の中での優先順位を上げて、心身ともに健康を目指して取り組む必要があります。

3. お金

3つ目の要素は、お金です。
これは当たり前だと思う人が多いと思いますし、この現代社会で生きていくためにはお金は必須です。
お金はあればあるだけ良い、お金はあっても邪魔にはならない、という考えもあると思います。

また、自分にとっての理想的な人生、幸せな生活を想像した時に、ほとんどの人が今よりもお金が必要な生活をイメージしたのではないでしょうか?

なので、自分の理想を実現しようとすると、ある程度は生活水準を上げるために、今よりお金がある状態を作っていく必要があります。

4. 知識

4つ目の要素は、知識です。
これまでの3つとはちょっと毛色が違うように感じるかもしれません。確かにそうで、家族・健康・お金は、状態・結果である側面が強く、知識と次に挙げる行動力(継続力)は、それらを手に入れるための手段と考えています。

ここで言う知識は、人生を豊かにするために必要な知識となります。例えば、生き方、社会の構造・仕組み、家族との向き合い方、健康になるために、小金持ちになるために、必要な知識などが挙げられます。ありとあらゆるすべてのことを知ることができるなら、それに越したことはないですが、時間は有限ですし、非効率です。なので、優先度が高い、重要な情報が何かをわかった上で、その知識を習得し、それを使えるスキルへと昇華させていく必要があります。

5. 行動力(継続力)

5つ目の要素は、行動力(継続力)です。
自分の人生を変えるために必要なことが、行動です。行動無くして成功はあり得ません。ただ、行動する結果のほとんどが失敗になると思います。逆に失敗を繰り返さないと成功には辿り着けません。別の言い方をすると、成功するまで続けたら失敗ではなくなる、ということです。

そのため、今自分が幸せではない、なりたい自分になれていない、と思うのならば、それは必要な行動量が足りていない(継続できていない)、ということになります。

ゴールの設定

家族、健康、お金を手にしている状態であれば、幸せを感じやすくなります(幸せを感じる可能性が高くなります)。また、必要な知識があれば、その状態に効率的に向かうことができます。そして、行動すれば、その行動を自分が求める状態になるまで継続できたとすれば、自分がなりたいと思っている自分に近づけているでしょう。

したがって、なりたい自分(=ゴール)を言語化する際に、前述の5つの要素について、自分なりに具体的な目標を設定することが重要になります。この目標は、なるべく数値を使って定量的に、難しい場合にはなるべく定量的に表現すると効果的です。

ルート(=行き方、アクション)を決める

マイルストン(=経由地、途中状態)の設定

現在地を把握し、ゴールを設定することができたら、ゴールに向かうためのルート(行き方=アクション)を決めます。この時、いきなりルートを決めようとすると、いろんなルートが考えられて迷ってしまいます。そこで、ゴール(=なりたい自分)の状態を実現するために、必要な状態、ゴールの構成要素をマイルストン(=経由地、途中状態)として設定することで、実行すべきアクションが決めやすくなります。これは、出かける際に目的地に向かう途中に通る経由地を設定すると、ルートが絞られ、ルートを決めやすくなることと同じ感覚です。

ルート(=行き方、アクション)の決定

マイルストン(=経由地、途中状態)を設定することができたら、そのマイルストン(通常複数存在する)を達成するために、必要と考えられるアクションを列挙します。
このアクションを実行し終えると、マイルストンが達成され、すべてのマイルストンが達成された時、ゴールに到達、すなわちなりたい自分を実現できていることになります。
また、アクションを設定する際には、いつからやるのか(開始時期)、いつまでにやるのか(終了時期)も設定しておくと、マイルストンが達成しやすくなります。

ゴール(=なりたい自分)、マイルストン(=経由地、途中状態)、ルート(=行き方、アクション)を設定することができたら、ロードマップは完成です。

アクションを継続する

継続することの難しさ

ここまでロードマップの作り方を簡単に説明してきました。
ただ、ロードマップはあくまで地図であり、地図が目の前にあっても、目的地へ向かおうとしなければ、最初の1歩を踏み出さなければ、さらには目的地に行くことを諦めずに歩き続けなければ、なりたい自分には近づけません。

当たり前のことですが、この行動する、継続するということが1番難しいかもしれません。
もし行動すること、継続することが簡単にできるという人がいれば、今このブログを読んでいないでしょうし、すでに今の自分にある程度満足しているのではないでしょうか。

そうは言っても、今まで何をして良いか迷い、モヤモヤしていた状態に比べたら、ロードマップで何をすれば良いかが可視化されている今は、これまでよりも前進していることは間違いありません。
何をすれば良いかわからず、やる気が出なかった・出づらかったという状態に対して、このロードマップは有効なので、後はやるだけです。

継続しないと、なりたい自分には近づけない

そして一歩が踏み出せてアクションできたとしても、うまくいくことはまずありません。
このうまくいかなかったことで、やる気が無くなり、アクションしても良い変化を感じ取れずに、そのうちアクションをしなくなり、今までと同じ状態に戻ることになると思います。

この状態を打破して、アクションし続ける・継続することこそが、なりたい自分に近づくための最短の方法となります。そのためには、自分が取ったアクションでなぜ改善しなかったのか、振り返り次のアクションにつなげる必要があります。また、成果が出ない階段の踊り場にいるような状態でも、以前のアクションしていない自分に比べたら、よっぽど生活が充実していると自分を励まし、アクションを継続しやすい状態を自分でつくる必要があります。

継続するための工夫

アクションを継続していくために、自分にはどんな方法が適しているのだろうか?
いくつか私の例を挙げてみます。

  • 朝起きてすぐにやる
  • 記録をつける
  • 頭の中のモヤモヤした気持ちを紙に書き出す
  • 1年前の自分と比較する
  • ロードマップを定期に見返す時間を確保する(天引きする)

自分に合った方法を試行錯誤を繰り返すことで見つけることが、継続力を高める近道です。
まず己を知るところから始めましょう。

まとめ

このブログでは、なりたい自分になる、なりたい自分に近づくために、ロードマップを作ること、また作り方について説明しました。

今の自分は、これまでの生活習慣、自分が時間をどう使ってきたかの結果です。
なので、今までの自分と決別し、なりたい自分になりたい・近づきたい、と強く思い・願うなら、昨日までとは違う時間の使い方をしなければ変われるはずがないのです。

今日が人生で1番若い日です。あなたの人生を変えるために、今日がアクションを開始する最適な日なのです。あなたの人生がより充実したものになり、生き生きと楽しく毎日を生きられるようになるよう応援しています。

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